研修旅行 ~規律を守り協力する大切さを学ぶ~
2年生(54回生)は11月13日(水)・14日(木)1泊2日で、東京方面へ研修旅行に行きました。当日は天候に恵まれ、体調面に不安のある学生など欠席者を除き、55人での出発となり、1日目東京ディズニーシー・2日目株式会社GC で研修後、和食のテーブルマナーを受講するという行程でした。
1日目、新幹線で新神戸駅から東京駅まで乗車後、京葉線に乗り換え舞浜駅まで移動しました。舞浜駅到着後は一旦、宿泊先である東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾートに全員荷物を預けた後、ここからは各行動班での自由行動とし、各々東京ディズニーシーへ入場しました。学生たちは友人との親睦を深め楽しい思い出ができただけでなく、ディズニーリゾートで働いているキャスト1人1人が働く上での役割を理解し、お客さまに満足していただくためのおもてなしを体験し、コミュニケーションスキルの大切さを学ぶことができたのではないかと思います。
2日目はバスでの移動となり、まずは株式会社GC Corporate Center で研修会を受講しました。本年度は口腔機能低下症関連機器についてのご講義と舌圧測定実習を行いました。学生同士で実際に自分の舌圧を測定するのは初めてで、自分の結果に驚きやショックを受けていましたが、知識・手順を再確認し、正しく使用することの重要性を学ぶことができました。工事中のため今回、館内見学はできませんでしたが、限られた時間の中で充実した時間を過ごすことができました。その後、ホテルグリーンタワー幕張へ移動し和食のテーブルマナー講座を受講しました。実際に会席料理をいただきながら講師が分かりやすく教えてくださり、しっかり学ぶことができました。普段から使い慣れているはずのお箸もなぜかぎこちなく、何気なく手にしている器の扱いも1つずつ考えながら食事をしていました。これから社会人として必要なマナーを学ぶことで、普段の意識も変わっていくのではないかと思います。テーブルマナー終了後、研修旅行委員によるレクリエーションを予定していましたが、時間の都合により実施することができず東京駅へ向かうバス車内でA・B各クラス別にビンゴ大会を行い、大いに盛り上がり皆旅の楽しさを最後まで満喫することができました。
今回、集合時間や身だしなみを守れなかった学生がいましたが、研修旅行後のアンケートで「集団行動をするうえで、1人でも違う行動をしてしまうと予定がスムーズに進まず多くのかたに迷惑がかかる」と自分自身も振り返り、反省点を記入していた学生が多くみられ、団体行動での規則やルール、公共施設でのマナーや他者への思いやりを持つ心の重要性など、多くのことを学べた有意義な研修旅行となったのではないかと思います。また、私たち教員も学院では見られない学生の一面を見ることができ、学生の個性や友人関係を知ることもできました。今後の学生生活でも、この経験を活かし成長して欲しいと思います。