2015年むつみ会研修会を終えて
2015年6月1日
今だからこそ楽しく学ぼうOral medicine
-歯科衛生士がみるべき口腔内のポイント-
講 師 |
山根木 康嗣先生 |
抄 録 | 口腔は全身疾患の初発症状を示すことが多い。また口腔の慢性炎症性疾患が全身に及ぼす影響も明らかになりつつある。近年、我が国は高齢化が進み、種々の基礎疾患をもつ高齢者を診療する機会が増えてきている。歯科衛生士は口腔の慢性疾患の予防と治療に密接に係わっていることから、この社会的ニーズに伴って、さまざまな全身疾患に対する知識やその対応がこれまで以上に要求される。これらを包括的に学ぶことができる学問が病理学であり、基礎医学的側面と臨床医学・社会医学的側面の双方を併せ持っている。それ故、医療従事者にとって、切っても切り離せない学問である。この機会に楽しく、もう一度病理学を通して、病気の発生原因やその治癒に何が必要かを的確に判断できる知識を養い、informed consentにも繋げる事が出来るようになれば幸いである。 |
参加人数 | 61名(うち学生5名(3年生① 2年生④)歯科医師①) |
研修会の様子 |
お天気の良い日曜日・・・いろいろと予定がおありのところ60名におよぶ皆さんにご参加頂き研修会を行うことができました。今回は「病理学」をふまえた口腔内のポイントということで皆さん興味津々のご様子でしたが、学院講師の山根木先生の関西弁のトークに途中笑い声もありながら2時間弱があっというまでした。みなさん卒業しても新しい知識をGETしようと真剣に机に向かう姿は学生の頃とかわりませんでした。今回より学院のご厚意で教室での研修会開催になりました。改装された学院にみなさん「きれぇ~」と連発でした。 来年はどんな研修会にしようか理事では今回のアンケート結果を踏まえ検討に入っております。来年もみなさんご参加くださいね。 |
感 想 |
アンケート結果(一部抜粋)
♪ 貴重なご意見、ありがとうございました。今後の活動の参考にさせていただきます。 |