歯科衛生士とは
国家資格を持ち、
予防・診療・指導を行う
「お口の健康」のスペシャリスト。
歯科衛生士は、昭和23年に制定された歯科衛生法に基づく、厚生労働大臣認可の国家資格です。
歯科衛生士には大きく2つの役割があります。ひとつは「歯科予防処置」「歯科診療補助」「歯科保健指導」という三大業務を通じ、あらゆるライフステージの人々に寄り添い、口腔内の健康維持を通じ、健康づくりと健康的な暮らしのサポートをすること。そしてもうひとつが、歯科医師と患者さんとの橋渡し役を担うことです。
歯科衛生士について詳しく歯科衛生士の使命
口腔内の健康維持を通じ
全身の健康維持をサポートする
近年、歯科衛生士にはより大きな期待が寄せられるようになりました。たとえば歯周病と糖尿病の関係のように、口腔内の健康は全身の健康状態と密接に関連しています。今や、歯科衛生士はう蝕(虫歯)や歯周病の予防にとどまらず、予防を通じて患者さんの全身の健康を守る役割を担うようになってきているのです。
国家試験対策
本学院では徹底した国家試験対策を行い、学生の国家試験合格をサポートしています。
1年次で学んだ歯科医療に関する基礎知識を土台にして、2年次から国家試験対策をスタート。通算15回以上の模擬試験や、コンピュータを導入して試験問題の分析・対策、試験前の補講など、学生一人ひとりに合わせた指導にくわえ、様々なサポートを行っています。
本学院ならではの
国家試験合格サポート
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計10回の模擬試験実施
1年次と2年次にそれぞれ1回、3年次に8回、合計10回の模擬試験を実施します。
模擬試験の結果をもとに苦手科目を分析し、専任教員が国家試験合格に向けた学習方法をアドバイスします。
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特別講座で徹底対策
試験前の夏には夏期講座を実施し、知識の整理と確認を行います。
さらに国家試験直前の2か月間は、科目講師が特別補講を実施します。
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補講で弱点を克服
国家試験直前まで、苦手科目や弱点について専任教員が個人補講を行い合格を目指します。
歯科衛生士国家試験について
歯科衛生士国家試験は毎年3月上旬に行われます。
受験資格及び科目は以下のとおりです。
【受験資格】
- 文部科学大臣の指定した歯科衛生士学校を卒業した者
- 都道府県知事の指定した歯科衛生士養成所を卒業した者
- 外国の歯科衛生士学校を卒業し、又は外国において歯科衛生士免許を得た者で、構成労働大臣が1又は2に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの
【国家試験科目】
- 人体(歯・口腔を除く)の構造と機能
- 歯・口腔の構造と機能
- 疾病の成り立ち及び回復過程の促進
- 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み
- 歯科衛生士概論
- 臨床歯科医学
- 歯科予防処置論
- 歯科保健指導論
- 歯科診療補助論
就職実績
兵庫県歯科医師会附属校である本学院には、兵庫県下の歯科診療所をはじめ、学生数の数倍にのぼる数の求人が寄せられます。
3年次には就職活動に向けたマナーや連絡方法、身だしなみなどのレクチャーなどを行い、就職活動をサポート。さらに歯科医師会が中心となって就職フェアを開くなどして、就職活動をバックアップします。卒業生は病院の歯科・保健所や歯科保健センター、企業、高齢者・障がい者施設などで多く活躍中です。
さらに、卒業生を対象に離職者の再就職支援も行っています。卒業後はもちろん、卒業してから時間が経っても、ライフステージの変化に合わせて自分らしく働く道がきっと見つかります。
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