学院研修旅行 ～人と人との繋がりを学ぶ～
ディズニーシーで
2年生（44回生）は11月5日（水）～7日（金）の2泊3日の行程で、東京方面に研修旅行に行きました。1日目は新神戸駅に集合し、東京に移動。宿泊ホテルの会議室でディズニーアカデミー研修を受けた後、研修で学んだ事柄を活かし、お客さまにハピネス（幸せな楽しい気持ち）を感じていただくためのおもてなしとはどのようなものかという目線でホテルのバックヤードを見学しました。ディズニーアカデミー研修は昨年度から取り入れていますが大人数でしか受講できず、歯科衛生士になってからでは受講できる機会がほとんどない貴重な研修です。実際にディズニーランドで働くキャストのかたに、ディズニーの歴史、行動規準の4つの鍵のお話やコミュニケーションのポイントについて実演や演習を交えながら楽しく学ばせていただきました。バックヤードの見学では日ごろ見ることのできない有名ホテルの裏側を見学するという貴重な経験をさせていただき、表には出ないがいろいろな役割があり、沢山の人の力によって何事も支えられていることを実感しました。
その後、夕食を兼ねた懇親会でテーブルコーディネートに挑み、ビンゴゲームでクラスメイトとの親交を深めました。今回初めての試みであったテーブルコーディネートは、10人ほどの班員でテーブルクロスとイスカバーの色やデザイン、ナプキンの色や折り方を各班が考えたテーマに沿って事前に選び、当日そのコーディネートでセッティングしてくださっていました。さまざまなコーディネートで、見た目もバラエティに富んでおり、どの班もとても素敵でした。班ごとに行ったプレゼンテーションも楽しく、コンセプトをしっかりとアピールできていたことに私たちはとても驚き、全員でしっかりと取り組んでいることを嬉しく思いました。
懇親会会場
2日目は終日ディズニーシーでの自由行動です。もちろん、この時にも1日目に学んだ「おもてなしの精神」を至る所で存分に感じることができたと思います。最終日は、GC本社での歯科材料の講義と実習、最新のチェアーを体験した後、東京ドームシティを自由散策し、帰路につきました。GCの研修では、積極的に参加する学生たちの姿を見ることができ、とても頼もしく思いました。
2泊3日の研修旅行では、今までの学校生活では見ることができなかった学生の一面を垣間見ることができます。意外な交友関係や周りに対する気遣いなどです。そのため、私たち引率教員もいろいろな発見があり、今後の学生指導にも生かせる貴重な経験となります。何より、楽しそうにしている学生たちの笑顔を見ることは、とても嬉しいです。今回の研修旅行で学んだことを学生たちがどのように活かしていくのか見守っていきたいと思います。
(教務副主任 上原知里)